SEは、その仕事の多様さと社会的な責任の重さから、一生をかけて挑戦し、勉強するに値する仕事だと思う。代表取締役 栗城 仁

クリエイターとしてのSEであれ。

NSDで働くということはSE(システムエンジニア)として働くということである。キミたちには是非ともSEとして活躍してもらいたいというのが私の願いだ。しかし、一方で心配もある。現在のSEが「管理者としてのSE」になってしまっているのではないかという心配だ。プロジェクトに関わる人やお金、工程などを管理・コントロールするだけのSEになってしまってはいないか。私に言わせれば、それは本来のSEの役割ではない。クライアントのニーズや業務に合わせ、最適なソリューションを実現していくことがSEの役割なのであって、管理それ自体は手段にすぎない。NSDでは、あくまで「クリエイターとしてのSE」をめざしてほしいし、そのためのサポートは惜しまないつもりだ。

大切なのは、伝える力である。

よくSEとして必要な資質は何かという質問を受ける。ITに関する知識や言語スキル、リーダーシップといったことを念頭に質問してくるようだが、それらはある程度は必要だが、すべてではない。先輩SEとして言わせてもらえば、一番大切なのは「伝える力」なのだ。自分の思いや考えを相手にきちんと伝えられる力を持っているかどうか。日本語でも外国語でもいい、相手の心に届く言葉で、わかってもらえるように伝えられるかどうか。それができれば、SEとして十分に活躍できるのだ。業務に関する知識はもちろん必要だが、その上で、お客様やパートナー、チームメンバーとのコミュニケーションを図りながら、自分の考えを伝えていく。「それなら自分もできそうだ」と思った人がいたら、それだけでSEとして成長できる可能性は大だ。

謙虚であれ。あきらめるな。

10年ちょっとでSEとしては一人前になるが、それで終わりではないことは知っておいて欲しい。SEとしての勉強は一生続くのだ。それだけ奥が深い仕事ということであり、たとえば同じ金融業であっても企業によって処理の仕方も違えば、業務フローも異なる。つまり企業文化が違うということなのだが、コンピュータシステムはそれに対応して構築しなければならない。そうした多様さと、システムが持つ社会的な使命、責任を考えれば、SEは一生かけて勉強するに値する仕事とは言えないだろうか。特別な才能は要らない。すべての人、経験から学ぼうとする謙虚さがあり、実現できるまであきらめないという意志さえあれば、SEとしてやっていけるし、どこへいっても食っていけるSEになれるだろう。

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